風を感じて走る!伊勢神宮参拝ツーリングラリー

1969年製BMW R60で伊勢神宮参拝ツーリングを楽しみました。55年前のバイクとは思えない走りで、伊勢湾フェリーと伊勢志摩スカイラインを満喫。フェリーの特別室は静かで快適、R60と一緒にリラックスできました。スカイラインでは108個のコーナーを駆け抜け、R60の素晴らしい性能を再確認。風と自然と神聖さを味わう贅沢な旅でした。次回も同じルートでの冒険が待ち遠しいです。

伊勢湾フェリー:快適な旅路と波の冒険

伊勢湾フェリー:快適な旅路と波の冒険

かつて東京湾アクアラインでの強風体験から、今回は安全重視で伊勢湾フェリーを選びました。行きは最高のフェリー体験でした。天候も波も穏やかで、まさに「フェリー日和」。おすすめは400円追加の特別室。広々とした座席で静かに過ごせ、揺れもほとんど感じず、旅の疲れが吹き飛ぶほど快適でした。
帰りは天候が変わり、波が荒れ気味。最初は不安でしたが、予想外のスリルを楽しめました。波が船に当たる音を聞きながらの航海は、アドベンチャー気分を味わえる貴重な経験に。自然の力強さを全身で感じ、海の表情の変化に感動しました。
結果的に行きも帰りも大満足でした。フェリーには、強風下でバイクを走らせる代わりに得られる新たな喜びがありました。風の強い日にバイクで走るリスクを避けつつ、海の異なる表情を楽しめるフェリー旅。これは次回のツーリングでも利用したい魅力的な選択肢となりました。

伊勢志摩スカイライン:絶景のパノラマと108個のコーナーを駆け抜ける喜び

伊勢志摩スカイライン:絶景のパノラマと108個のコーナーを駆け抜ける喜び

伊勢志摩スカイラインはツーリング好きにとっての楽園!鳥羽市側から山頂までは49個、伊勢市側からは69個、合計108個のコーナーを駆け抜けられます。「108」と聞いて「煩悩?」と思った方、その通り!ツーリングしながら煩悩を吹き飛ばせるかも(笑)。

コーナーの数だけ楽しさも倍増。箱根ターンパイクと同じくらいの長さですが、コーナーの多さが特徴です。景色が次々と変わり、飽きる暇がありません。青空と海のコントラストが広がる絶景を楽しみながら、風を切って走る爽快感は格別。

途中で休憩できるスポットもあり、疲れた体をリフレッシュ。108個のコーナーを走り抜けたとき、不思議とスッキリした気分に。「煩悩が吹き飛んだのかも」と冗談を言いながら、自然の美しさとツーリングの楽しさに感謝する瞬間です。

伊勢神宮外宮:豊かな自然に包まれた静寂の空間

伊勢神宮外宮:豊かな自然に包まれた静寂の空間

伊勢志摩スカイラインを抜けて、たどり着いたのが伊勢神宮の外宮。伊勢神宮といえば内宮が有名ですが、外宮は豊受大神をお祀りしていて、これまた重要な場所です。外宮周辺は自然がいっぱいで、参道を歩くと、その静けさに「あれ?ここ、もしかして自然のサウンドトラック?」って錯覚するほど心が洗われます。

バイクでのツーリングは刺激的で楽しいんですが、こうした静かな場所に寄ると、エンジン音じゃなくて自然の音に耳を傾けられるのがいいですよね。鳥のさえずりや、風で揺れる木々の音を聞きながら、しばしリラックス。「やっぱり、ツーリングって心のリセットも兼ねてるんだな」と思わず深呼吸。参拝のついでに心もスッキリ、旅が一層充実する瞬間です!

伊勢神宮内宮:神聖な場所での感動体験

伊勢神宮内宮:神聖な場所での感動体験

最後に訪れたのは、伊勢神宮の内宮。ここは天照大神をお祀りしている、日本でもトップクラスに神聖なスポットです。外宮からバイクでササっと移動して、境内に入ると、その荘厳さに思わず「おお…これは心も引き締まるわ」と自然に姿勢が正されました。

実は約30年前にも一度来たことがあるんですが、その時は何も予習せず、ただ「内宮行っとくか」くらいのノリで参拝してたんです(笑)。今回はさすがに大人なので、ちゃんと下調べしてきて、前回よりも深くこの場所の意味を感じられて、思い出もよみがえりつつ、なんだか感慨深かったですね。

五十鈴川沿いをゆったり歩いて、正宮でお参り。静寂と神聖な空気が漂う中、「ああ、これだよ、これが内宮のチカラだ…」と心がじんわり落ち着くのを感じました。やっぱりバイクでぶん回してた時のハイテンションからのこの静寂、ギャップが最高でした!

R100RS&R60 イシイ

R100RS&R60 イシイ

神奈川県の医療施設で日々奮闘中。趣味は広く浅く、何でも手を出さずにはいられません。やらずに後悔するくらいなら、とりあえずやって後悔するタイプです。週末はクラシックバイクにまたがり、ちょっとした冒険に出るのが密かな楽しみ。仕事は真面目に、趣味は気ままに楽しむ、そんな毎日を送っています。